発想するリーダー宣言!

リーダーシップ、ライフハック(仕事術)、Webマーケティングをつづるkurakakeyaのライフログ

開発部門で実施しているエスノグラフィ調査の発表会に行ってきました。顧客目線で商品開発を進めるために、開発者自らが顧客の自宅を訪問して現場を観察し、インタビューをします。

今回はアメリカでの調査。ロスアンゼルスの様々なタイプの6人の家を訪問、2時間ほどインタビューと行動観察をして、家の中の写真撮影をします。インタビューの後、集めた顧客の本音や気付きをメンバーで書き出し、分類をして仮想のユーザー像(ペルソナ)を作ります。さらに各ペルソナごとに購入までのジャーニーマップ(顧客の行動と心境の変化を時系列に分析したもの)を作ります。そしてそのジャーニーマップに従って、ユーザーの課題解決のためのアイデア出しをします。顧客の目線での面白いアイデアが発表されました。

私は、もともと製品開発に居て、マーケティングの仕事にかわりましたが、現場を見ることの重要性をつくづく感じます。

今回の調査でも実際の顧客の使用現場を把握することで、どのように製品が利用されているか、大きな気付きがあったと、開発者も同行した営業マンも感想を述べていました。

現場に出向いて、人に会って、同じ空気を吸うことがとても大事だと思います。

先日二子玉川にできた蔦屋家電に行き、感銘を受けました。この本を知り、さっそく読んでみました。増田さんの考え方がよくわかりました。素晴らしいです。

◼︎顧客視点
「効率を求めることと、人が幸せになることとは違う」
便利になることが幸せになることではない。日本のメーカーは考えないといけない。
「お客さんの立場に立って、あらゆるものを見直す」
「アウトサイダーとしての視点が必要」

◼︎消費社会の3つのステージ
1)戦後、モノが足りない時代。モノそのものに価値感。高度成長期
2)プラットフォームの時代。70年代後半。たくさんの商品から選べる場所。チェーンストアの時代
3)モノが多すぎて何を選べばいいかわからない。顧客が選ぶ技術、編集権を持つ時代。お店から生活提案する、レコメンデーションできることが大事

◼︎求められているのは編集力、提案力
「編集してお薦めできる専門性」「お薦め=レコメンデーション、圧倒的なプロの視点でのすごいレコメンデーションが必要」
「ひとりひとりのお客さんにとって価値のあるものを探し出し、選んで提案してくれること=提案力こそぎ求められる」

◼︎店舗の役割り
「リアルなお店の役割は、わざわざ買いに行きたくなる場であり続けること」
「ネット通販とリアル店舗の双方を持っている企業が生き残る」
ネットの効率性とビッグデータ、店舗のリアルな顧客接点
「リアルな空間の中で直に五感で触れることができる、直に比べることができる、買い物のワクワク感がリアル店舗の優位性」

◼︎データと現場
「データは大切。でもそこから言葉=理由や説明を読み取ろうとしてはいけない。徹底した事実として分析すれば、総体から浮かび上がってくる波形のようなパターンがあって言葉になる前の!を読み取ることができる」
「ビッグデータは、集めることが目的じゃない。ビッグデータを使って、いかに人が楽しくなるかということが大事」
「情報は事実にあらず。情報の根っこにどんな事実があるのか、徹底して究める。現場に行き原因を探る」
「ビジネスの現場に足を運んで肌身で感じる」
データを見ることもも現場を見ることも重要なのです。

◼︎組織論
「自分の限界を知って、自己嫌悪して、そこをはみ出そうとするから人は成長する」
「僕は、やってみようとしない社員は、とことん否定するけど、やってみる社員は、リスペクトする」
「コンセプトを作り、それを伝えて価値感を共有し、後は任せる」
「理想の組織はイワシの群れ、イワシの群れが自然に行っていること、遠心力と求心力。遠心力が向かうのは顧客。求心力が向かうのは仲間。見つめ合うのではなく、同じ方向を見つめる。イワシの群れは大きすぎてはいけない」

◼︎知的資本の時代
「財務資本の時代から知的資本の時代へ。いくらお金があってもそれだけでは企画は生み出せない。前回の東京オリンピックは新幹線などのインフラが生まれた。2020年の東京オリンピックは、これからの日本を創るのは知性であり、それを世界に向かって表現する場となる」


名前を覚えるのは意味記憶。ひとは、生き残るために記憶する。未来を予測するために記憶する。だから意味記憶は忘れる。

短期記憶は海馬の仕事。80分で忘れる。大脳辺縁系の情動フィルターが生き残るために必要な情報を取捨選択して、長期記憶の大脳皮質に保存する。人の記憶容量は17.5テラバイト。情報フィルターが喜怒哀楽で重み付けして、エピソード記憶を選択して残す。仮想世界「マインド・セット」が作られる。マインドセットは寝ている間に整理され、書き換えられる。だから睡眠は記憶のために重要。書き換えられている時に見るのが夢。

覚える力と引き出す力、覚える力は加齢で低下しない。低下するのは引き出す力。意味記憶を覚えるには、エピソード記憶に変えて覚える。繰り返しで覚えることが基本。五感で覚える。声に出す、手を動かして書く。位置情報と一緒に覚える。生物にとって場所の情報は生き残るために不可欠、海馬の場所細胞が働く。物語にして記憶に留める。

腸は第二の脳。脳-腸相関→ヨーグルトは腸に良い=脳に良い。脳の重さは体重の40分の1だが、酸素、栄養は全身の消費量の5分の1。ウォーキングなどの軽い運動による血液循環で、栄養補給が促進され、熱の排出ができる。

情報共有をしたり、決裁を取ったり、社内向けにスライドを使ってプレゼンテーションする機会は増えました。しかしながら、わかりやすい、良いスライドを作れる人は少ないです。次の5つのポイントに気をつけると、良いプレゼンテーションができます。

1)何のためにやるのか、何を訴えるのかをはっきりさせる

プレゼンテーションの目的を明確にすることが重要です。何のためにやるのか?何を期待するのか?目的を明確にしないと、余計なスライドがあったり、焦点が絞り切れなくなったりします。目的を明確に言葉にして、その目的を達成するために、どうしたら分かりやすく伝わるのかを練る必要があります。

2)プレゼンテーションの対象者に合わせて内容・言葉遣いを精査する

ある程度既に情報共有している仲間にプレゼンテーションをする場合とマネジャーに発表する場合では内容は変わります。相手の事前の認知度、理解度に合わせて、内容、言葉遣いに気を配らなければなりません。どの点をどこまで情報共有すべきなのか?忙しいマネジャー達にダラダラと詳細に渡って説明すべきかどうか?対象者にどうなって欲しいのかをはっきりさせて、発表の内容を精査しなければなりません。仲間うちでは当然のことと理解していることも、初めて聞く人には分かりにくいことがよくあります。特にカタカナ表現には気をつけたほうが良いです。

3)スライドを作る前にシナリオを作る

スライドから作り始めると、どうしても脈絡のないスライドが並んだり、論点が曖昧になったり、話が見えにくくなりがちです。まずは目的と対象者を意識して、発表シナリオを書き出すことから始めると良いでしょう。シナリオは一言一句書き出すのではなく、発表の流れのキーワードとあらすじを書き出せば良いのです。シナリオの段階で推敲して、分りやすくなったらスライドを作っていきます。

4)スライドはできるだけシンプルに無駄をそぎ落とす

スライドに文字をたくさん入れると、聞いている人たちは話を聞くよりもスライドを読むほうに意識を向けてしまいます。文字を少なくするといっても、訴えたい点、重要なポイントは外してはいけません。何がポイントで何がキーワードなのかをきちんと精査して予め用意したシナリオに合わせてスライドを作ります。アニメーションを多用する人がいますが、社内向けのプレゼンテーションではアニメーション極力避けた方が良いのです。アニメーションの設定は楽しいのでついつい無駄に時間を使ってしまいます。

5)本番前に上司や同僚とレビューをする

シナリオができ、スライドができたら本番前に上司や同僚などに見てもらうと良いです。冷静な視点で見てもらうと、思ってもいなかったアドバイスをもらえます。目的が達成できているのか、文言が対象者にマッチしているのか、シナリオがわかりやすいかをチェックしてもらいましょう。

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