発想するリーダー宣言!

リーダーシップ、ライフハック(仕事術)、Webマーケティングをつづるkurakakeyaのライフログ

原題は「Brand Advocates」、それをアンバサダーマーケティングとしたのが良いのかどうか。「アンバサダー」という言葉が個人的にはしっくりこないし、わかりにくい。とはいえ「アドボケイツ」は通じない。「支援者」としてもしっくりこない。「エバンジェリスト」という言葉がしっくりするけど、これも一般的ではない。

ブランドのファンを優良顧客として育成し、LTV(顧客生涯価値)を上げてもらうことと、口コミで新規顧客を作っていただくことがCRMの目標だと私は考えている。その観点ではこの本の内容はまさに的を得ている。事例が米国中心なので、日本人の考え方では、そうはいかないのではと思うところもある。結局はそれぞれのブランド・商品により最適な施策は違うから、試行錯誤しながら自分達の手法を見付け出していくしかないだろう。

アンバサダーを増やすには、「ヤバいぐらい最高の製品」と「記憶に残るサービス」と書かれているように、いかにマーケティング施策を練ってみてもそもそも製品、サービスが魅力的でなければ、支持者は得られない。これは基本。

ネットでの評価がマス広告よりも力を持ってきた昨今では、熱意のあるアンバサダーにレビューや体験談を書いてもらうこと、アンバサダーをコンテンツクリエーターにすることが手間暇はかかるが有効になる。そのためにアンバサダーが容易に使えるクールなツールを提供し、継続的にアンバサダーの声を聴き、分析することが施策の要となる。

「ソーシャルメディアの時代には、広告はネットの否定的なレビューに打ち勝つことはできない。」だからインテュイットは
否定的な口コミに対処するためにアンバサダーを発掘し、活性化することでネットの評価を高めたという。広告を打つよりも、ひとつひとつ否定的な口コミに対応していくことが必要だ。

「アンバサダーには報酬は払わない。」ダン・アリエリーの行動経済学の著書「予想どおりに不合理」にも同じことが書かれていて、同意するのだけれど、本当にうまくいくだろうか。ここは、これからチャレンジしてみたい。

アンバサダーマーケティングはマーケティング施策というよりは、顧客サポートやソーシャルメディアの運営に近い。販促の一環としては難しいだろう。CRM戦略の位置付けで専任メンバーで長期的に運営していかないと、逆効果になるだろう。今の時代には重要な施策だが、ハードルは高いと思う。

鶴岡八幡

2014年の年初にあたり毎年恒例の今年の目標・抱負にあたる「年頭言」を記します。

日本漢字能力検定協会の2013年の「今年の漢字」は、オリンピック東京開催決定や富士山の世界遺産指定などにちなんで「輪」でした。

これに合わせて自分でやっている私のマイ漢字は、2011年は組織変更や震災があったので「転」、2012年は新しくCRMをミッションとして始めたから「始」でした。

2013年はそのCRMの「結果を出す」を年頭言として目標にしていました。2013年を振り返ってみると、1月にデジタルインテリジェンスの横山さんの本をヒントに中期計画としてアウトラインを描き、その施策として2月に社内でバラバラだったウェブ広告を統括。3月は55歳のライフサイクル休暇をもらって九州旅行でリフレッシュして、4月から新生ヤマハミュージックジャパンへ。5月からはCRM戦略の結果を出すための具体策を策定、6月の販売店との会議でCRM基盤としての顧客システムを打ち出しました。

7月からは担当範囲が広がって忙しくなり、やりがいがあるもののオーバーフロー気味。8月は販売店回りをして、現場をみる事の重要さを再認識。夏休みはあまちゃん岩手旅行。三陸海岸を陸前高田まで降りてきて、震災復興はまだまだ道半ばである事を痛感。9月に仙台の定禅寺ストリートジャズフェスティバルを視察。音楽による街づくりの可能性を体感。10月は下期キックオフで営業所を回り、11月は音楽の街づくりプロジェクトで東京デザイナーズウィークに出展。12月、CRM具体策の実現に向けてスタート。というわけで、まだ結果までには至っていないものの飛躍することができました。そこで2013年のマイ漢字は「飛」としました。

さて2014年、いよいよ昨年の仕込みが動き出す年。そこで今年の年頭言は、昨年、元気をもらった天野家にちなんで「あ・ま・の」とします。

「あ」は「あきらめない」の「あ」。やると決めたら執念深く、実現までしっかりと。

「ま」は「巻き込む」の「ま」。関係者を巻き込んで、事前に説明をきちんとして、コンセンサスをとっておく事が成功の鍵。

「の」は「能天気」の「の」。トラブルや困難はつきもの。ひとつひとつに一喜一憂していてもしょうがない。天野アキのように能天気に、ポジティブに、前向きに。

今年は、「あ・ま・の」で、しっかり成果に結び付けていきたいと思います。

新聞の書評で見つけたのだろうか、気になって図書館に予約しておいた。人気の本で戻り待ち。やっと来たが、意外と厚い本だったのでなかなか読み始められなかった。ところが、社内でまったく別件でこの本が話題になった。あわてて読んだら、面白い。

よくある話じゃないかとか、事例も豊富だが有名な話が中心じゃないかとうがった見方もできるんだけれど、整理されていて、参考になりそうだ。というわけでさっそく買いました。図書館の本には線が引けないからね。

戦略とは、「違いを作ってつなげる事」「バラバラのものをひとつにまとめ上げる事」

戦略にはストーリーが必要。ストーリーのない戦略はアクションリストの羅列だけで全体の流れ、動きがない。

戦略は特定の文脈に埋め込まれた特殊解だから、ベンチマークしても戦略にはならない。

戦略は時間展開を含んだ因果論理だから、テンプレートではつくれない。

戦略は人が担う。

ストーリーのある戦略は当事者が、面白がって楽しそうにプレゼンする。ストーリーのない戦略は、他人事のように話を進める。

ストーリーのある戦略には、すぐれた脚本家、すぐれた監督(リーダー)、すぐれた役者(担当者)が必要なのだと思いました。

「あまちゃん」がとうとう終わってしまったけれど、私は終わったことを悲しむでも、嘆くでもなく、活力をもらって元気がみなぎる感覚だ。

今までもNHKの朝ドラは出社前の朝の時間の流れの中でいつも見ていた。「ゲゲゲの女房」「カーネーション」そして「純と愛」も。「あまちゃん」は好きな宮藤官九郎さんの脚本ということでかなり期待していた。しかしこれほどまでに話題になり、注目されるとは思わなかった。

ネットが熱く使われたのも「あまちゃん」が朝ドラでは初めてではないか?NHK側のホームページも力が入っていたが、Twitterでのリアルタイムの感想ツイートや「あま絵」、さまざまなデータや小ネタを集めたまとめサイトなど、CGM、ソーシャルメディアが楽しみを倍増させた。

宮藤官九郎さんは、中学生のころから放送作家になりたいと思っていたそうだ。ヒロインの能年玲奈さんも中学の時から女優になりたいと、高校は一人で東京に出てきて女優になる勉強をしている。好きなこと、楽しいことには積極的だという。

三浦雄一郎さんも、いくつになっても好きなこと、楽しいことに夢中になって極めている。

自分は定年が近くなり、老化も始まり、なんだか先が暗くなってしまっていた。しかし「あまちゃん」を見て、違うぞと気が付いた。

いくつになっても好きなこと、楽しいことに夢中になってそれを極めて行くこと。それが大切だ。それが生きる活力になり、周りの人にも感動を与える。

極めるために常に学び、鍛えていかねばならない。でも好きだからこそ、学び、鍛えることは楽しみになる。

好きなこと、楽しいことに夢中になって極めていこう。「あまちゃん」に活力をもらったのだ。ありがとう「あまちゃん」。

このページのトップヘ