O2O(オーツーオー)のセミナーに行って来ました。

講師は株式会社日本カードビジネス研究会の佐藤元則さん。

O2O(オーツーオー)とはモバイルのおかげで、「オフライン(リアル)の世界でオンライン(モバイル)を持ち歩いている時代に」になることと定義。これは実感するところです。

購買スタイルが変わってきていて、アメリカでは46%の人が店舗内で商品情報をモバイルでチェックしている(Lightspeed Research調べ)。73%の人が商品情報は店員に聞くよりもモバイルでオンラインチェックするのが好きだと言っている(Accenture調べ)。

日本人もすぐにそうなっていくでしょう。ということは、メーカーにはオンラインのFAQの充実、製品情報の充実が求められているということですね。

注目は、アメリカのサンフランシスコのベンチャーSquare社です。iPhoneに取り付けるカードリーダーで誰でもカード加盟店になれ、カード決済ができるスキームを作りました。

アメリカでは従来のクレジットカード加盟は、60年かけて800万店になったそうですが、Square社は、1年半で100万店を獲得したそうです。加盟店審査が厳しくないから一気に増えたそうですが、不正利用に対しては、リアルタイムでトランザクションをチェックして、異常値検出したら連絡を取るというオンラインならではの方式で対処しているとか。常識を疑って新しいやり方を考え出すことが、改革につながると思いました。

Square社の哲学は「決済はコミュニケーション」だそうで、それを目指しているのがSquare card caseです。Square社のサイトのビデオデモを見ると、これは、まさにCRMの目指すところだと痛感させます。

ビデオデモは、こんなストーリーです。
・iPhoneアプリで、近くの店を探し、商品をオンラインで探して、注文する。
・店に行けば、店側に情報が渡っていて、顔を確認して、支払いはバーチャルなSquare card caseで終了。
・次に来店した時は、店側でその人の前回の情報がわかっているので、店員は名前で声をかけ、同じものでいいのかとたずねるといったコミュニケーションができる。

●Pay with your mobile phone
https://squareup.com/cardcase

●米Square、iPhone/iPad/Android対応のモバイル決済システム「Square Register」「Card Case」発表
http://cotoha.jp/2011/05/square-register.html

●Square Card Caseのニュースビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=kf7rZbamJik
http://www.youtube.com/watch?v=mu4FJ2uuTSg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=yRi_KXAqn2U&feature=related

●A new way to pay (CBS NEWS)
http://www.youtube.com/watch?v=BDxAaFEjnn8&feature=related

さらにアメリカでは、タブレットの店頭活用が注目されています。

タブレットを導入しているアメリカの小売店は、まだ6%ですが、テスト中が28%、予定しているのが31%。その目的は、売り場サポートが52%、新たなストア体験が48%、売上アップが46%。

タブレットを使って画像や動画で商品説明をして、タブレット上で決済も済ませる。小売店は販売スタイルが変わっていくと考えているそうです。

メーカーとしてはタブレットに向けた商品情報の提供が必須になりますね。企業サイトは、ページをつくるのではなく、ワンソース、マルチアウトプットの仕組みを考えてコンテンツを充実させていかなければなりません。