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文化庁では、毎年「国語に関する世論調査」をしている。16歳以上の男女約2000人が回答。
今年度の調査では、言い方の使用頻度についてというテーマで次の6問を聞いている。
1)「わたしはそう思います」を「わたし的にはそう思います」と言うか?
2)「鈴木さんと話をしてました」ということを、「鈴木さんと話とかしてました」と言うか?
3)「とても良かった」ということを, 「とても良かったかな、みたいな...」と言って 相手の反応を見るか?
4)「とてもすばらしい(良い、おいしい、かっこいい等も含む)」という意味で 「やばい」と言うか?
5)いいか悪いかの判断がつかないときに「微妙」と言うか?
6)面倒臭いことや不快感・嫌悪感を表わすときに 「うざい」と言うか?
●国語に関する世論調査
http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/
案の定、若者と年配者では使用頻度が違う。
そもそも若者言葉は若者の特権。自分たちのコミュニティで、コミュニティだけで通じる言葉を持つことは、コミュニティ強化のためには必要だ。仲間うちの暗号のようなもの。
言葉には人によって印象が違うものがあるので注意が必要だ。例えば「馬鹿だなあ」というのは関東と関西では印象が違うらしい。
だから言葉使いは、相手や立場に合わせて変えた方が良いね。
例えば「よろしかったでしょうか」っていうのは、年配者には使わない方が良い。会社で「わたし的には…」っていうのも良くない。
最近気になるのは「ぽい」と言う言葉。名詞に付けて「子供っぽい」とか「飽きっぽい」というのは昔から使われているから良いとして、若い人が良く使う、動詞に付けて助動詞として使われている「ぽい」が気になる。例えば「親に見られたっぽい」とか「うまくいってるっぽい」とか。
とある課長から来た公のメールにこの「ぽい」が使われていたのは、なんだかなぁ。
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