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D4DRでミーティングのあと、「昼スナックひきだし(昼スナ)」へ久しぶりに出かけた。


「昼スナ」は「ミドルシニアのセカンドキャリア支援」をしている株式会社ヒキダシの岡田さんと木下さんが「オトナにはスナックが必要だ」そして「真っ昼間にもスナックは必要だ」をコンセプトに、毎週木曜日13時〜18時に麻布十番にあるCharile's Bar(チャーリーズバー)を借りて開店しているものだ。


木下さんには、Future Session(フューチャーセッション)のセミナーでお会いして、その縁で「昼スナ」を知った。昼スナの来店条件はたったひとつ。知らない人と繋がってみたい好奇心、少しだけある人。カウンター12席の小さなお店で、いろいろな人が集まる。岡田さんと木下さんが「ママ」になって、さりげなく会話を作っていく。


スナック・バー」は昭和39年の都道府県条例改正により、深夜営業の可能な店として誕生した。2008年の統計では全国に27万件もあるという。1991年が27.4万件なのでスナック・バーは横這い。キャバレー・ナイトクラブは、22.5万件から15.2万件に減っている。スナック・バーの廃業や転業が加速しているそうだが、少ない資金での開業や経営者一人で営業可能であることなど、最小規模で参入ができることから新規参入も多い。


マスター」や「ママ」と称される店主の人的魅力、スナックに居合わせた知らない人同士で仲良くなれる親近感、忘れかけている古き良き日本のコミュニケーションの姿がある。


「昼スナ」はそんなスナックの形態を利用して、ビジネスパーソンのコミュニケーションの場を提供している。新しい出会いやつながりが生まれている。


人生100年時代の学びの場、コミュニティの場として、働き方改革のネットワーキングの場として、コワーキングスペースなどとは違った「昼スナック」がこれからは広がっていくように思う。


スナックひきだし

http://blog.hikidashi.co.jp/posts/3056901

●Future Session(フューチャーセッション)とは

https://www.ourfutures.net/about/future_session

スナック・バー動向 全国生活衛生営業指導センター(総務省「事業所・企業統計調査」)

http://www.seiei.or.jp/advice/doukou/015.html

2018/07/12