日経クロストレンドのトレンドマップによると、マーケティング手法のトレンドで、収益性、将来性共に高いのはCRMだった。
広告宣伝の媒体が増えて、従来のマスコミュニケーションからウェブ広告やソーシャルメディア広告といったデジタル媒体に移ってきている。そうした中でCRMシステムによる顧客管理でメールニュースを配信するとその効果は結構高い。
自社サイトにタグを埋め込み、ログインによってCRMシステムと結びつければ顧客のウェブ上での行動から、興味関心や注目度が判定できるようになる。これにマーケティングオートメーションツールを使ってお客様をカテゴライズして、お客様にぴったりの情報をメールニュースでセグメント別に提供するとその効果はかなり高くなる。メールの開封率も高い。
しかしCRMツールを導入するにはそれなりの投資が必要だ。クラウドベースになり初期投資こそ小さくなったが、まだまだ大きい。さらにシステム投資だけでなく、企画・運用する戦略マネジャーと、ツールを活用してデータ分析もできる担当者とコンテンツを作るクリエイターが必要になる。
それでもマスメディアに短期的に大きな金額を使ってしまうよりも、CRMシステムとオウンドメディアに中長期に投資していけば、資産として残っていく分ずっとお得だと思う。
短期的な成果は出にくく中長期の施策になるのでその投資対効果をうまくハラ落ちできるようにマネジメントを説得できるかどうかが鍵になる。
●技術、マーケ、消費の潮流を見極める「トレンドマップ」公開
https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/contents/watch/00013/00065/
●CRMとは?(ファンをつくる『くらかけ屋』)
http://kurakakeya.com/archives/82
2018/08/09
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