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「コーディネーター」について調べていたら、たまたま見つけた、NPO法人子ども文化地域コーディネーター協会が主催する「こどもの文化 地域イベント全国大会2020」というイベントに行ってみた。

こどもの文化 地域イベント全国大会2020」は、3日間にわたるイベントで、全国から選ばれた地域イベントの優秀賞の表彰式と、子ども文化地域コーディネーターの資格取得に必要なセミナープログラムから構成されている。

子ども文化地域コーディネーター」とは、
1)地域の文化・芸術の力を、子どもたちの健やかな成長発達のために多角的にとらえ、有効に実用的かつ応用的に用いることができる人
2)地域で文化・芸術の力を用いて世代や業種を超えた人間関係を生み出し、子どもたちと共に豊かな地域社会環境づくりができる人
3)子どもの文化・芸術活動の社会的意義や価値を深く理解し、地域に普及促進させ、子どもの文化権を保障できる人
と定義されている。

まずは様子を見るために、一つの講座を受講した。「イベントの宣伝法」という講座だ。
参加していたのは、各地のこども劇場、親子劇場のスタッフ、学生、コミュニティアーティストだった。

イベントの宣伝のためには、
1)Owned Mediaとして、ウェブサイトをつくり、見てもらうために、SEO対策をしましょう。
2)Paid Mediaとしては、社会貢献活動なので、お金をかけずに、近所のお店にチラシを置いてもらうといった草の根活動を地道に行ないましょう。
3)Social Mediaを活用しましょう。さまざまなソーシャルメディアを活用して情報発信しましょう。そのためには、若い人をスタッフを仲間に入れて若い人のリテラシーを活用しましょう。

客観性+ターゲット別戦略」が重要だという話であった。まさに、マーケティングの講座。

座学だけでなく、ワークショップも行われた。私は地域音楽コーディネーターの資格講座を行っている公益財団法人音楽文化創造のメンバーとして参加したので、その活動の話をした。他のメンバーはこども劇場のスタッフの皆さんで、ウェブサイトやソーシャルメディアを活用したいが、やれる人がいないという悩みを話した。

時代が変わる中で、自分たちの活動をどう、時代に合うように、ターゲットに響くように変えていけるかというのが共通の課題であるように思った。

2020/01/17