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昔書いたネタから。社内の情報共有システムを全面変更することになり、この機会に組織ごとにクローズになっていた情報を全社でオープンにしようと提案した。結局はいろいろ理由をつけられて、オープンにはできなかった。


【情報は基本的にはオープンにすべき】


オープンにすると情報が独り歩きして誤解を招くと言う人がいた。誤解を招かないように情報をきちんと作りこんでいないからじゃないのか? 誤解が生じたら説明や議論をする良いチャンスではないか? 説明や議論を厭わず、出掛けていき、話をすべきだろう。どうしたらきちんと伝わるのかを学べる機会なのだ。


情報を自分たちだけでクローズにしてしまうのは何故だろう。ひとつは手を抜けるから? 仲間うちならばツーカーでいける。もうひとつは優位感を持ちたいから? 自分たちだけが知っているという優位感は心地よい。取引きの都合上知られたくない情報は隠しておきたい。


会社は、共に働くメンバーが互いに力を合わせて目標を達成していかなければならない。そのために必要なのは情報の共有。そのために必要なのは信頼。


かつては上司は情報を握り、コントロールする事で威厳を保っていた。しかし今やそんな上司は時代遅れ。


情報を非公開にする時は安易にクローズにしないで、なぜクローズにしなければならないのか、オープンにするとどういう問題があるのかをしっかり吟味して、基本的には、仲間を信頼し、仲間と有意義に仕事をするために、できる限り情報はオープンに共有すべきだと私は思います。


2021/06/15